THE BIOGRAPHY OF A GRIZZLY
by
ERNEST THOMPSON SETON
The Biography of A Grizzly は1899年頃(日露戦争の5年前くらい)に 出版されたらしい くまの子ジャッキーというのもあるが、 こちらは 1919年作の Monarch the Big Bear of Tallac (タラク山の熊王) を原作としている。
紹介
序章
第1部 子熊時代のワーブ 1
古い英語を訳すと、そうなるのだが、(アメリカ国歌などもそう) たとえば我々でも、夏目漱石の本がいま本屋で売られている文庫本じゃなく 原書で出てきたら、ちょっと何言ってるのかわかりにくい。 そうした言い回しを、現代の英語用の辞書で引くというのも無理があるのだが、 あまり文脈が破綻しない程度に英語を日本語の単語で表す感じで、 つまりは、なるべく前から後ろに英語の順番で、訳し下してみる。 この書物が日本に紹介された当時に飛びついて 読んだり翻訳したりした人は、その当時の英語の文法事情にあった辞書で 訳していたんだろうなと思うと、 辞書の古本とかも欲しくなったりする