speech by the Reverend Dr. Martin Luther King Jr.
at The March on Washington for Jobs and Freedom
in Washington, D.C. on Wednesday, August 28, 1963
"私には夢がある。。。"
牧師であり博士でもあるマーチン・ルーサー・キング・ジュニアによる演説。
職と自由とを求めての、ワシントンに向かってのデモ行進において。
1968年8月28日、ワシントンDC(コロンビア特別区)内で。
・もともとの原稿と、喋ってる内容が微妙に違ったりする
・1970年代の女性開放運動が始まる前の演説なので、
当時の言語は、単語としては男っぽい語句で両性を代表しているようである
・演説自体も写真などにあるように、複数のマイクが音声を拾っていて、
その角度や位置などによって入ってくる音の状態が違っている
・なお、ネットにある音声などは、部分的に切り取ったり、ノイズシェイプ
したりしたものなどもある
・文中❶~❿などは、ジーニアスの該当単語の説明項番号
・無記載でp123などとしてある部分は、新マスター英文法
I am happy to join with you today
in what will go down in history
as the greatest demonstration for freedom in the history of our nation.
(Yeah)
Five score years ago,
a great American in whose symbolic shadow we stand today
signed the Emancipation Proclamation.
5 スコア(5 x 20 = 100)年前に、(リンカーンの真似か? four score and seven years ago)
ひとりの偉大なアメリカ人が、その人を象徴する(モニュメント(石のオベリスク)の)影の中に 私たちは本日(ほんじつ)、立っているのですが、 (私たちが今日(こんにち)、その恩恵を受けるようにして生活している人、すなわち偉大なリンカーンが)
(その人が、)(奴隷に対する)解放の宣言書に署名をしました。
This momentous decree came
as a great beacon light of hope to millions of Negro slaves
(Yeah)
who had been seared in the flames of withering injustice.
One hundred years later,
the life of the Negro is still sadly crippled by the manacles of segregation
and the chains of discrimination. One hundred years later,
(My Lord)
● 自動詞の過去分詞の扱い
the Negro is still languished in the corners of American society
and finds himself in exile in his own land.
(Yeah)
黒人はいまだに、アメリカ社会の端々でつらい思いをさせられており、
また、自分が追放の状態にあることに気づいています。自国に居ながらにです。
(Yeah)
(languish(vi) ❶ 長期間閉じ込められる
「自動詞の過去分詞」からの完了 fallen leaves = leaves which have fallen とは違い、
「自動詞と前置詞とを合体させて他動詞のように扱ってしまう」からの受身
look at❷
look(vi) at(prep) → (look at)(vt) → これを受身にする
My car was looked at by the police.
これは、動詞と前置詞とが結びついて特異な意味を持つ、つまり
動詞と前置詞との結びつきが強い群動詞に多い
look atは見ればわかるが、例えばlook afterなど
「分詞形容詞(形容詞の一種)のうしろに、前置詞句で副詞的に修飾」
be interested in 一見受身だが、interestedの扱いが形容詞らしいw
languishにはウチの辞書にはlanguishingという形容詞が登録されていたので、
おそらくlanguishedという過去分詞由来の分詞形容詞もありそう。
そこで、be(vi) languished(adj) (in sth)(adv): SVCM
実は、fallen leaves のfallenも形容詞と分類するらしいww
落ち終えた葉っぱ群
fallen trees だと、オーストラリアに行くと、
fall(vt)からの受身の意味でのppと解釈できるらしい
切り倒された木々
)
So we've come here today
to dramatize a shameful condition.
When the architects of our Republic
wrote the magnificent words of the Constitution and the Declaration of Independence,
(Well)
they were signing a promissory note
to which every American was to fall heir.
私たちの共和国の創造者たちが、
憲法とそして独立宣言との堂々とした言葉を書いたときに、
(Well)
彼ら(創造者たち)は、約束手形へのサインをすることにもなっていたのです。(過去から見た確定的な未来)
それ(約束手形)に対し、全てのアメリカ人が相続することになっていたのです。
(be to fall heir to sth)
● 複合主語と動詞との一致(数合わせ) p546
This note was a promise that all men
― yes, black men as well as white men ―
(My Lord)
would be guaranteed the unalienable Rights of Life, Liberty
and the pursuit of Happiness.
この手形は約束でありました。すなわち、すべての男たちが
― ええ、黒い男たちが、白い男たちと同じようにですが ―
(My Lord)
保証されることになっていました。譲り渡されることができない権利としての命、自由
そして幸福の追求をです。(奴隷は、これら三つを主人に譲っている)
(
the a of b, c and the d of e: 「bとcのa」と、それから「eのd」という二つの名詞句がguaranteeの目的語なら、
「命と自由という2つの権利」と、それから「幸せの追求」と(の大きな二つの柱)が保証されている
(権利 と 追求 という2つのことが保証されている)
the a of b, c and the d of e: 「bとcと、それからeのd(という3つ)のa」という全体がguaranteeの目的語なら、
「命と自由とそれから幸せの追求」(という3つのもの)の権利が保証されている
(命 と 自由 と 追求 という3つの権利 が保証されている)
こうしたことを考えると二通りのくくり方 (3つの権利か2つの権利と1つの追求)
が可能であるように思われるが、
命と自由とは、まさに生来備わっていそうであり、
自由の追求というのはかなり人間的な行動様式なような気がするので、
そして何よりも、キング氏が演説のなかで liberty と pursuit のあいだで
かなり区切っている感じなので、
「命と自由という2つの権利と、自由への追求という行動とに分けてみる」
研究:
life, liberty は不可算OKでtheとか無くても良し。
rightが複数形でrightsになっているのだが、不可算 x 2 = 可算 = 複数で受ける?
All work(u) and no play(u) makes Jack a dull boy.
all work and no play という二つの条件が融合して作り出す、抽象的な一つの何かなの単数受け?
(a knife(c) and fork(c) )(single), (a knife and a fork)(pl?)
Trial(u) and error(u) is the only way I use.
)
It is obvious today
that America has defaulted on this promissory note insofar as her citizens of color are concerned.
(My Lord)
いかに述べることが、こんにち、明らかであります。
すなわち、アメリカがこの約束手形の約束を守っていないままである、母国の有色の国民たちに限ってはということです。
(My Lord)
(default(vi) on: 履行しない、払わない)
(insofar as: in so far as、insofar as hogehoge is concerned ~に限って言えば)
Instead of honoring this sacred obligation,
America has given the Negro people a bad check,
a check which has come back marked "insufficient funds."
[applause]
So we've come to cash this check,(Yeah) a check that will give us upon demand the riches of freedom(Yeah) and the security of justice.
(Yeah)[applause]
This is no time(My Lord)
to engage in the luxury of cooling-off or to take the tranquilizing drug of gradualism.
[applause] (My Lord)
これは、時では無いのです(My Lord)
冷却期間という贅沢をしたり、ちょっとずつやっていこうという鎮静薬を服用したりという(時では)。
[applause] (My Lord)
(in no time: ゼロな時間ののち)
(lose no time in doing: 今やってることに対して、ゼロの時間を失う)
(no time to do: これからやることに対して、ゼロの時間が ほにゃほにゃ)
Now is the time(Yes it is)
to make real the promises of democracy.
(My Lord)
今こそ時です。(Yes it is)
民主主義の約束を現実にするための。
(My Lord)
(make the promises real: promisesに修飾語が付いていて長いので
end-weightで倒置されて SVCO)
Now is the time
to rise from the dark and desolate valley of segregation to the sunlit path of racial justice. Now is the time
[applause]
It would be fatal for the nation
to overlook the urgency of the moment.
それは危機的になるでしょう。国家にとって。
見過ごすということは。一瞬一瞬の緊急性を。
(overlook 黙認する、見落とす、... / look over 目を通す、点検する)
(urgency of the moment: その瞬間のやばさ → 汎用的?)
(urgence of this moment: 現在のこの危機的状況)
This sweltering summer of the Negro's legitimate discontent(Yes)
will not pass until there is an invigorating autumn of freedom and equality.
(My Lord)
この、黒人の正当な不満という蒸し暑い夏は、(Yes)
(どうしても)過ぎ去ろうとはしないでしょう。自由と平等という元気が出てくる秋になるまで。(聞いていると、until there is の部分が until that is に聞こえる?)(until there is なら「秋になるまで」、until that is なら「それ(この蒸し暑い夏)が秋になるまで」)
(My Lord)
(legitimate: 道理にかなった、合法な)
(pass: 通る、すごす、通り過ぎる(現状と終了))
(path: 道)
1963 is not an end(Yes) but a beginning.
(Yes)
1963年は終わりでは無いのです。(Yes)そうではなく、始まりなのです。
(Yes)
Those who hope that the Negro needed to blow off steam
and will now be content will have a rude awakening if the nation returns to business as usual.
(My Lord)[applause]
そういう人たち、黒人には水蒸気を吹き抜く必要があったと望むような(人たち)、
そして、今や、(そうした黒人も)満足するだろうと望むような(人たち)は、
突然の目覚めをもつでしょう。
もしも(この集会が終わって)国民がいつものように仕事に戻ったら。
(My Lord)[applause]
(needed to do ❶ SVO)
(否定で、didn't need to do || need(aux) not do)
(疑問で、Did you need to do || Need(aux) you not do)
(will_1の主語はNegro、will_2の主語はThose)
(満足するのは自分の意志というより外力っぽいので、will_1は単純未来と見てみる)
(contentがp.p.では無くadjらしいので、状態になる、つまりwill_1は意志ではない
という見方もあるかも)
(now: 過去~未来で手広い、❷の これから)
(nowは、小説の中でのその瞬間などで過去時制の文と併用したりする❼)
(rude awakening: 寝耳に水な目覚め、不都合な真実を突然知る)
(the Nation は、ここでは国家ではなく国民としてみた)
There will be neither rest nor tranquility in America
until the Negro is granted his citizenship rights.
But there is something that I must say to my people
who stand on the worn threshold which leads into the palace of justice:
in the process of gaining our rightful place,
we must not be guilty of wrongful deeds.
しかし、私が みなさん に言わなければならない事があります
公平という宮殿の内部に至らせるところの、磨り減っている敷居の上に立っている(みなさんに):
私たちの正当な地位を得る段取りの中で、
私たちは違法な行為を犯す状態であってはなりません。
(もしかすると出だしで there is を that is と言っている?)
(somethingは❶単数 (Something is there.))
(say to Tom: 関係代名詞のthatの目的格用法が あいだに入る SVOM)
(my people: みなさん? ❶)
(複数の関係代名詞の節が、どんどん階層をくだってゆく。(従節の入れ子)
something that(O), people who(S), the worn threshold which(S))
(warn(v): 事前に知らせる、警告する warned, warned)
(ware(n): 焼き物(坪とか)、用品、hardware)
(wear(v):身につけている、すり減らす wore, worn)
(ここでは、theが付いているので、(the adj的 noun)で、wearのppのworn)
(threshold: 境目、新しい何かへの変遷の時期、閾値(半導体とか))
(結局、敷居のような意味。みんなが散々公平を要求しに来ているので、
敷居の部分が磨り減っているのだろう)
(right(adj): 適切な、正しい)
(rightful(adj): 正当な権利を持っている)
(wrong(adj): まちがっている)
(wrongful(adj): 法的に不法である)
(right & wrong の相関性や、
それらの語尾にfulを付けて しっかり法律用語を意識していることや、
さらにそれが ちゃっかり語尾を揃えた韻っぽいリズムになってたりする)
Let us not seek to satisfy our thirst for freedom
by drinking from the cup of bitterness and hatred.
(My Lord)[applause]
Again and again, (No, no) we must rise to the majestic heights (Yes) of meeting physical force with soul force.
(My Lord)
何度でも、(No, no) 私たちは、上ってゆかねばなりません、威厳のある高台群へと (Yes)、物理的な力を精神の力で(うまく)処理するという(高台へと) 。(meet A with B ❼ Aという困難をBで立ち向かう)
(My Lord)
(No, no!: 早合点して合いの手が滑った?)
(of meeting ...: 前置詞の目的語に動名詞の句
この動名詞の句には、
目的語句である physical force と、動詞への修飾語句である with soul force
とが含まれている)
(前置詞の目的語としての動名詞句などは、
with him(n) (standing there)(pp) 彼がそこに立っていると
with (his standing there)(n) 彼のそこでの立ち)
(こうしたことから、動名詞 meeting の意味上の主語が無いのが目立つのだが、
無いということは、その文の主語と一致している?
つまり We meet physical force with soul one majestically ?)
The marvelous new militancy
which has engulfed the Negro community
must not lead us to a distrust of all white people,(Hm) for many of our white brothers, as evidenced by their presence here today, have come to realize that their destiny is tied up with our destiny.
[loud applause]
この(the)素晴らしい新しい士気が、
それは黒人社会を飲み込んでいる訳ですが、
私たちを、全ての白人たち(から私たちに対する)の不信へと導いてはなりません、(Hm)
なぜなら、多くの私たちの白い兄弟たちが、
本日彼ら(白)がこの場に居るということによって証拠立てられているように、
理解するようになってきているからです。彼ら(白)の運命がくくりつけられている、私たち(黒)の運命にという事を。
[loud applause]
(The militancy leads us)
(Whilte brothers realize thier current distiny)
(militancy: 闘志、好戦性)
(military: 軍の、陸軍の、正規軍)
(gulf: bayよりも大きい湾、深い穴、深淵(abyss 奈落))
(en-gulf: 飲み込む、覆う、圧倒する)
(trust in God: 神への信頼)
(trust of God: 神からの信頼)
(a distrust: 不可算名詞なのだが時に a が付くらしい ❶)
(as evidenced by:
as(擬似関係) is evidenced by || as(接続詞) it is evidenced by
as is evidenced の省略としたいが、SVCでの省略はS,Vがセットで省略?
なので、asを形容詞、itは「本文で今言っている内容」
)
They have come to realize that their freedom is inextricably bound to our freedom.
And as we walk we must make the pledge that we shall always march ahead.
そして、私たちが歩く時は、誓いを立てなければなりません。常に私たちをまっすぐ前に行進させようと。
(asはwhen的?→未来を語るなら条件や時の副詞節はなんちゃら?)
(must: ~するときには、...しなければならない → 今よりも未来の行動?)
(shall: 意志未来? 主語の人になにかさせる(書いている人の意志))
(時間的にちゃんと?離れた将来のことなら、will have to となるのか?)
We cannot turn back.
私たちは、戻ることができません。
There are those who are asking the devotees of civil rights,
"When will you be satisfied ?"
(Never)
人たちがいます。市民の権利に対して捧げさせられている人たちに尋ねている人たちが。
「いつ、あなたがた(devotees)は満足させられるのか?」と。
(Never)
(devotee: 信奉者、帰依するひとたち→他人が作った思想にはまってる人たち?)
(devoter: 実在しないらしいが、あるならemployeに対するemployerのようなもの)
(ask ❶c) ask people wh節の亜種なSVOO people ask devotees, "noun clause")
(say ならば、people say "noun clause" to devotees からの、
people say to the devotees, "long noun clause")
We can never be satisfied as long as the Negro is the vic, victim of the unspeakable horrors of police brutality.
(Yeah)
私たちは、決して、でき得ません。満足させられるということが。間は。黒人が、
警察の残虐さという、言葉では言い尽くせないほどの恐怖の、
ぎっ、犠牲者であるあいだは。
(Yeah)
(as long as: 現在から始まって、未来に向けてつづく条件なので、
いわゆる、未来における時や条件のような内容の副詞節的なものではないかも)
We can never be satisfied
as long as our bodies, heavy with the fatigue of travel,
cannot gain lodging in the motels of the highways and the hotels of the cities.
[loud applause]
私たちは、決して、でき得ません。満足させられるということが。間は。私たちの体が、
旅の疲れで重い状態ですが、(その体が)
宿泊場所を得られないあいだは。
数ある幹線道路のモーテル群や都市にあるホテル群で。
[loud applause]
([being heavy with ...: 従節内の主語 our bodies が意味上の主語
となっているような独立分詞構文が、 その従節の内部で挿入句のカタチ
になっている)
(gain lodging: 一時滞在する場所を得る
gainには、努力して勝ち取るという意味もあるらしい)
(m-s of -s and h-s of -s の、似たような修飾位置関係の語句の等位接続)
We can not be satisfied as long as the Negro's basic mobility is from a smaller ghetto to a larger one.
We can never be satisfied as long as our children are stripped of their selfhood and robbed of their dignity by signs stating "For Whites Only."
私たちは、決して、でき得ません。満足させられるということが。間は。私たちの子供たちが、
彼らの人格を剥ぎ取られ、彼らの品位を奪われている間は。
「白(い人)たち専用」と言及している看板群によって。
(Wielders strip or rob the disadvantaged of their belongings
からの受動で、
The weaker are stripped or robbed of their belongings by wielders)
(selfhood: 個性、自我、人格 文脈から「人格」を採用 second-self(腹心の友))
(dignity: 尊厳、品位、階級などから「尊厳」を採用)
● 疑問詞 + to不定詞 = 名詞的、for は主文か句のどっちに所属するのか?
We cannot be satisfied as long as the Negro in Mississippi cannot vote and the Negro in New York believes he has nothing for which to vote.
(Yeah x n)
私たちは、できません。満足させられるということが。間は。
ミシシッピの黒人が投票できず、
そして、
ニューヨークの黒人が自分が投票すべき理由を持っていないと信じている
(というような間は)。
(Yeah x n)
(ミシシッピでは黒人に投票権が無くて、投票自体ができない)
(ニューヨークでは立候補者が白人だらけで、黒人の立候補者を選べない)
(he has nothing for which to vote:
研究: 疑問詞 + to不定詞 について
ロイヤル英文法 §220 の[1]
全体として名詞句を作る
パーフェクトコース中学英語 p229
疑問詞+不定詞は、ある種の動詞の目的語になる
全体がto不定詞句なのではなく、疑問詞 + 疑問詞修飾用のto不定詞
疑問詞を修飾しており、修飾された疑問詞が疑問詞句となって、
基本的には名詞用法で動詞の目的語になったり主語になったりする
そこに、He has nothing for which to vote.
上記の説明を、「以上の疑問詞句の名詞的な用法は、
前置詞の目的語にもなる名詞的なものだ」と解釈してみると、
1: to voteは、形容詞用法でwhichという名詞的なものを修飾している
2: 修飾された which は、上の説明によれば疑問詞句の名詞用法とでも言えて、
それが主文に属するとおぼしき前置詞 for の目的語となっているとする
3: He votes which (which は人ではなくて政党か?)
どの政党に投票するべきかということ(疑問詞句の名詞用法)
これをforでラップして、
「どの政党に投票すべきかということ(のために || のための)」
→ 投票のための政党選びの選択肢が無い_//
見慣れた文で拡大解釈をすると以下の様か?
I have a place in (which to live). 前置詞句がplaceやhaveを修飾
どちらの生活をするべきかということ(の内部に || の状態に || に関して...)」
liveはジーニアスの他動詞の❷を採用 (❶だとwhich life to live)
placeは場所的なものではなく、抽象的な場所で、❽や❾ 余地的なもの?
→ 私には、どちらの生活をすべきかに関して、余地がある_//
辞書見て、文脈も無視で、でっちあげればアリかもしれないが、
for which to voteの文中での、実生活の中での用法は、
どうも以下のようである。
すなわち、what to do のような形式の語句は、
あくまでも名詞句として単独で主語や補語や目的語の位置には来るものの、
「前置詞の配下に入って他を修飾する」というような使われ方はせず、
「前置詞は、句に内蔵されているものを前に持ち出しただけ」
とみなされるようである。
■ 英文読解入門 p93
I want a knife with which to cut this apple.
■ 新マスター英文法 p416 p665
I have a pen to write. なら
to不定詞の句の内部の他動詞なwriteの意味上の目的語が a pen
書く対象としてのペン (普通は、paint a pen, draw a pen ?)
I have a pen to write with. なら
to不定詞の句の内部の前置詞の意味上の目的語が a pen
書くための道具としてのペン
この、前置詞で終わるようなto不定詞についてのみ、
関係代名詞を用いた形で、しかも句で表すことができる。
for が 主文に属するものとして、haveやnothingを修飾 ここでは×
for が to不定詞句の内部の前置詞であるとしてみる ここでは○
He has nothing for which to vote: he has nothing(SVO)がメイン
nothingを修飾しているのは、形容詞用法な to不定詞の句 "to vote for which"
このto不定詞句内部の前置詞の目的語として関係代名詞が採用されている
そして、先行詞として nothing を拾って使っている
(先行詞がなくて新情報なら wh* は疑問詞)
voteするのは He (each black man in New York)
for nothing は理由か政党など?
He has a reason to vote(vi) for 投票するための理由・政党がある
もし理由ではなくて人だったら
He has no one for whom to vote(vi).
He has nothing for which to vote を
which = nothingでこれを句内にもどすと vote for nothing が作れるが
for nothing って「タダで」かな?と思って
「タダで投票するためのタダを持っている」とはできない。
あくまでも for nothing = タダで というのは、変数ではなくて定数的
He has nothing for which to vote [for which] for nothing.
タダで投票するためのナニカが何も無い
)
No, no, we are not satisfied, and we will not be satisfied until justice rolls down like waters and righteousness like a mighty stream.
(Yeah)[applause]
ぜんぜん、だめです。私たちは満足させられていません。そして、私たちは(今後も)満足させられることは無いでしょう。
公平というものが各地に河のように流れ落ちて、
そして
正義というものが一本の力強い流れになるまで。
(Yeah)[applause]
(we are not satisfied: 現状で現在時制で主節その1)
(we will not be saticfied untill ... は、主節その2とそれの従節)
(
until justice rolls down
like(prep) ( waters and (righteousness like a mighty stream) ).
「公正が、流れ落ちるまで。
まるで、水々と、それから、力強い流れのような高潔とのように」
「水(実物)と高潔(概念)とのような具合に、公正が流れ落ちるまで」
となるので、少し想像が付きにくいかも。
つまり、演説というのは、人に正確に言いたいことを伝えるためにやるので、
この解釈をしてもらうためにキングが喋ったのではないだろう。
ということで、並列と、同じことをいう時の動詞の省略
ロイヤルの§382 の [1] の (1) 述語動詞の共通部分の省略
述語動詞というか、動詞句のうち、共通な部分を、
二回目以降に使う時に省略してしまう。
Justice rolls down like a waters.
Righteousness rolls down like a mighty stream.
という二つの文を考え、
justiceは上流にあるこまごまとした流れの部分を担当
righteousnessはかなり支流が合流して強い流れになった部分を担当
とでも見てみる。
(さまざまな場面で公平が満たされ、
やがて一本の力強い正義というものがアメリカ社会に浸透するまで?)
(justice: 正しさ、道義)
(righteousness: 高潔、公正、正義)
(roll down: 転がり落ちる a tear rolled(vi) down
こちらの間接的な動作で、何かが下に落ちていくというのもありそう
I rolled down the window of the car
ウインドウ降ろし用のハンドルをニンゲンが回す(roll)させると
窓ガラスが降りてゆく
画面を下にスクロールさせる(scroll downというのもある))
(waters: ❸水域(水系?)、領海、漠然とした流れなど)
(mighty stream: 強い流れ)
I am not my, unmindful
that some of you have come here
out of great trials and tribulations.
(My Lord)
私が、私の、心に留めていないということはありません。
みなさんの中には、ここにいらしている方もいるということを。
非常に大変な試練と苦難との数々をくぐり抜けて。
(My Lord)
(I am not my, unmindful: myは言葉を選択している途中
be mindful of sth, be mindful that ...
~について、心を配っている
ここでは二重否定になっている( notとun-*** )
not think that...
。。。であるという風には、思ってはいない
not un-mindful that...
。。。であるという風には、心を配っていない ということは無い
)
(have come here: 結果や完了としてみんながここに集まっている)
(out of: ~から抜け出して)
(trials and tribulations: 幾多の試練
いわゆる決まり文句でセットで使われるらしい
These trials and tribulations have made us the very couple we are.)
Some of you have come fresh from narrow jail cells.
(My Lord)(as guys who?)
あなた方のうちの何人かは、狭い監獄の檻から出て、すぐに(ここに)来ています。
(My Lord)(as guys who?)
(fresh from place: このまとまりでいろいろな品詞になる?
He is fresh from colleage. 叙述的
A teache fresh from colleage 形容詞的
ここではcomeと相関的にSVC構文とでもみなせるのか? ⓭ ~になる
His dream come(vi) true(adj).実現する
しかし、文の流れから、一つ上で out of trials and tribulations
大変な苦労を乗り越えてやってきたと言っているので、
「狭い刑務所の房から 来たて(fresh)」になるというよりは、
分詞構文的に
Some have come, being fresh from narrow jail cells.
)
Some of you have come from areas where your ques, quest for freedom
left you battered by the storms of persecution(Yeah) and staggered by the winds of police brutality.
● creative suffering
You have been the veterans of creative suffering.
あなた方は、歴戦の兵士です。変革をしようというときの苦しみと戦い続けている。
(veteran: 経験豊富な人、歴戦の兵士)
(suffering: 苦しむこと(n)、苦しんでいる(pp))
(creation(n): 創造 creation of suffering 苦しむことを作り出すこと)
(creative(adj): 創造的な creative suffering 創造的な苦しむこと
斬新な苦しみ?)
(creative(n): 創造的な人、創造的な考え
ofを❷の a) の「Bな性質をもつA」で、veterans of とくっつけて
be (the veterans of creative) suffering(pp)
とすると、現在分詞ppな sufferingが単独で後置修飾になって不自然?
be (the veterans of (creative(adj) suffering)(n) )
→ creative suffering 創造的な苦しむこと
工夫して、どうやったらもっと苦しくなるか研究 ?
創造的な事柄を行う上での苦しみ(産みの苦しみ)?
いずれにしても、suffer(苦しむ)という行為をするのは、
白人(加害者)ではなくて、黒人であるYou(被害者)
迫害や差別から戦い続けている歴戦の兵士のようなとらえ方なので、
苦しみ方を工夫するのではなく、「変革をもたらさなくては」
という行動に出たときの産みの苦しみに関して(of)歴戦である
とすると危なげが無い。)
(「不公平のままであるという不渡り」を取り立てようとしているので、創造的ではないものの、現状を何とかしようと活動しつづけている感じか?)
● unearnedを、稼がれていない(かせがれていない)以外の選択肢で
Continue to work with the faith
that un-earned suffering is redemptive.
引き続き取り組みましょう、信念を持って。
受けるいわれのない(un-earned)苦しみからは、開放される(いう信念を持って)。
(
un-earned suffering:
まだ稼げていない苦しみ?、まだ獲得していないところの苦しみ?
これだと苦しみを獲得するのが目標になってしまうw
苦しみから抜け出て、自由を獲得するというなら、
un-earned freedom、yet-to-be-achieved freedom
なので、earnの意味が「獲得する」ではないのかも?
earn: ❸の「信用・名声・非難などをもたらす」
からの、
unearned: 稼がずに得た、受けるに値しない、不当な
のなかの、「不当な」を選んでみるなら、
「不当な苦しみ、こうむる必要などないはずの悪影響」
という解釈ならば、奴隷開放から100年経っても一向に良くなっていない
差別主義的な風潮というsufferingに、うまくはまりそう
)
(redemptive: 邪悪な力から開放されてゆく状態である
longmanで名詞での説明だと、おおむね、
redemption: 浄化: the state of being freed from the evil power,
which is believed by キリスト教
なお、日本語訳からの贖罪とは、
右の頬を叩かれたら左の頬を突き出せ ではなく、
罪滅ぼしをしろ でもなく、
贖罪(しょくざい)罪ヲ贖ウ → 罪を、金品を出してまぬがれる
つまりは、免罪符を買えwということ?
)
(こういうときの、現時点よりものちの未来に出来事が起こるという流れ
のときの現在時制などが、確実にそうなる未来だったり、
時系列に無関係な、いつでも通じる永遠の心理だったりを言いたいときに
使うのかもしれない unearned agony is definitely rewarded.)
(今は苦しいが、いずれは報われると心に抱いて)
Go back to Mississippi,(allow? /əláu/?) go back to Alabama, go back to South Carolina, go back to Georgia, go back to Louisiana, go back to the slums and ghettos of our northern cities,
(Yeah)
knowing that somehow this situation can and will be changed.
(Yeah)
ミシシッピに戻ろう、(allow? /əláu/?) アラバマに戻ろう、サウスカロライナに戻ろう、ジョージャに戻ろう、ルイジアナに戻ろう、北の私たちの都市群にある私たちのスラム群やゲットー群に戻ろう、
(Yeah)
考えながら、どうにかしてこの状況は、変革されうるし、そして(今後も)変革されるだろうと。
(Yeah)
(
our northern cities: 私たちの北の都市群
私たちから見て北にある都市群 ×、
北方にある私たちの北の都市群 ○
)
(スラム: 極貧層が居住する過密化した地区)
(ゲットー: 始まりは、ヨーロッパでのユダヤ人の強制居住区
これがアメリカでは、マイノリティの密集居住区
となると、ロサンゼルスのリトルトウキョーとかもゲットーなのか?)
(somehow:
・動詞句の前後に設置して、何とかして、どうにかしてとかの必死系
・文頭や文末に設置して、どういうわけか、いくぶんかなど不思議系?
なお、動詞句へではなく、文への修飾であることが
わかりやすくなるように、カンマを付けるのか?(一息付く感じ)
この例文では、文意からも、「どういう風の吹き回しか」というのは不自然なので
動詞を強調する感じになる →
なんとかして、この状況は(今から)変えられ得るし(can be)、
この状況は(今後(will be))変えられるだろう
)
(最初のallow?は、go back to Mississippiと言ったので、早合点した観衆が、
このまま許すのか?とツッコミを入れたのかも)
(knowing: 分詞構文で、意味上の主語は命令法でもしも主語があったら
そうなるであろうyou)
(can and will be changed:
can: 能力がある、可能性がある → This situation can be changed
状況が、変えるということを成される可能性がある(我々の努力とかによって)
will: 単純未来、意志みらい → This situation will be changed
状況が、変えるということを成されよう(我々の努力とかによって)
(
状況という非生物が、しかも受身で、意志を持つというのはなさそうだ
生物だったら、Mだったらありか?
能動にすれば、さっそくということでなら、
We, gathering here, will change this situation.
)
状況が、変えるということを成されるだろう(我々の努力とかによって)
単純未来で解釈が出来そうである
It is a dream deeply rooted in the American dream.
(Yeah)
それは、一つの夢です。アメリカンドリームの中に深く根付いているところの。
(Yeah)
(
1: rootには自動詞と他動詞がある
A dream roots in the American dream. viの□の2
a dreamは、アメリカンドリームに起源を持っている
I root a dream in the American dream. vtの口の2
私は、a dream を、アメリカンドリームの中に植え付ける
)
アメリカンドリームに付いてはwikiなどによる
In the definition of the American Dream by James Truslow Adams in 1931,
"life should be better and richer and fuller for everyone,
with opportunity for each
according to ability or achievement"
regardless of social class or circumstances of birth.
The American Dream is rooted in the Declaration of Independence,
which proclaims that
"all men are created equal" (equal to A)
with the right to "life, liberty and the pursuit of happiness."
Also, the U.S. Constitution promotes similar freedom, in the Preamble:
(preamble 前文、Preamble 合衆国憲法の前文)
to "secure the Blessings of Liberty to ourselves and our Posterity".
(to secure 確保する、保証する、守る ために)
アメリカンドリームというものが、こうした独立宣言に根源を持ち、
しかもその宣言の中に、ここまでキング氏が喋ってきたことの中にも在った、
「みんな平等な状態に作られ、
生命、自由、幸福を追求することなどが保証されてるのだ」
ということも書かれているので、
まさに「a dream」というのはアメリカンドリームに根付いている
(アメリカンドリームから 生えている)
● こうしたことより、rootは自動詞
となると
It is a dream deeply rooted in the American dream.は、
rooted という過去分詞が形容詞用法として
うしろから名詞句の a dream を修飾
なおこの際のrootが自動詞なので
fallen leaves(短いから前から名詞を修飾している)
落ちるのが完了している葉っぱ群
と同じように、受身形の構文形状で現在完了の意味を持っている
「深くアメリカンドリームに根ざすのが完了している、ひとつの夢」
「深くアメリカンドリームに根ざし、それを継承し続けている、ひとつの夢」
などなど
I have a dream
that one day(Yeah)(Yeah)
this nation will rise up,
live out the true meaning of its creed:
● 実際の独立宣言からの引用で名詞が複数、それのthat節は単数
"We hold these truths to be self-evident,
that all men are created equal."
(Yeah)(Hear hear)[applause]
「私たちはこれらの事実を自明なものであるとする、
すなわち、すべての男たちは平等に作り出されているのだ(というこれらの事実を)」
(Yeah)(Hear hear)[applause]
(hold sth to be C: ❻ の b) sthがCであると評価している)
(truth: 実証されている事実として可算名詞)
(these truths ...:
実際には、独立宣言からの引用らしく、それ故に出だしのtruthが複数形
キングの台詞の中にもこれらは ちりばめられている
these truths
that_1 all men are created equal
that_2 they are endowed by their Creator with certain unalienable Rights
that_3 among those are Life, Liberty and the Pursuit of Happiness
to be self-evident
)
I have a dream
that one day on the red hills of Georgia,
the sons of former slaves and the sons of former slave-owners
will be, be able to sit down together at the table of brotherhood. I have a dream
(Yeah)
that one day
even the state of Mississippi, a state sweltering with the heat of injustice,
(Yeah)
sweltering with the heat of oppression,
will be transformed into an oasis of freedom and justice. I have a dream
(Yeah)
that my four little children(Yeah)
will one day live in a nation where they will not be judged by the color of their skin but by the content of their character. I have a dream today.
[applause]
つまり、私の四人の小さな子供たちが、(Year)
いつの日にか、国に住むようになると(いう夢が)、
彼らが、彼らの皮膚の色でではなく彼らの性格の中身で判断されるようになるような(国に)。私には夢があります、現在。
[applause]
(children will の will は、単純未来の不可避のwill❹とした)
(夢なのでいきなり きょうそういう夢を持っている ではなく、
こんにち 温めている夢がある → これを一言で、たとえば「現在」)
I have a dream that one day
down in Alabama, with its vicious racists,(Yeah)
with its governor having his lips dripping with the words of interposition and nullification,(Yeah)
one day right there in Alabama, little black boys and black girls will be able to join hands with little white boys and white girls as sisters and brothers. I have a dream today.
[applause]
私には夢があります、つまりいつの日にか、
(ここワシントンから)下にさがった(ところにある)アラバマの中で、
その(州の)残忍な人種差別主義者たちにもかかわらず、(Yeah)
その(州の)統治者が、その口(lipの❷)をあふれさせているにもかかわらず、介入したりや無効にしたりする言葉で、(Yeah)
いつの日にか(上記のようなトンデモな)まさにそこアラバマで、
小さな黒い少年達と黒い少女達とが、(互いに)手をつなぎあうことができるようになる(という夢が)、小さな白い少年達と白い少女たちと(手をつなぎ合わせると)、
姉妹としてそして兄弟として。私には夢があります、現在。
[applause]
(with its racists, with its vovernor: ⓲ a) 譲歩)
(vicious: 残忍な、悪意のある)
(interposition: 干渉、じゃまをすること)
(nullification: なかったことにすること、無効)
(interposition: 州権優位説、nullification: 連邦法実施拒否
などの意味もあるが、連邦法が黒人を守っているのなら、州法はそれに逆らうということで意味は通じそうだが、これらは語呂で実際には単に州政府のやくにんが、邪魔したり取り消しを迫ったりすることか?)
(down in Alabama:
現在位置がリンカーンメモリアルパークだとすると、
ワシントンなのでアメリカの右真ん中くらい。
対してアラバマは、ワシントンよりも左の下
次に、アラバマ州の州都はモンゴメリで、これはアラバマの中央くらいの所
そうなると、文脈的に、
vicious racists(残忍な人種差別者たち)は、アラバマのどこに主に住んでるのかはわからない
govenorは州都にいるだろうからアラバマの中心くらいのところにいる
ということになり、down in Alabama は、in the south part of Alabama
「(アラバマの中の)下のところ、アラバマの中の」
ではなく、「(ワシントンから)下に位置している、アラバマの中で」
のような意味になる
)
(A and B join hands with C and D:
A and B join hands with each other なら、AとBが互いに手を結ぶ
甲 join hands with 乙 なら、甲と乙が互いに手を結ぶ
つまりは黒人の子供たちと白人の子供たちが手を結ぶ)
I have a dream that one day every valley shall be exalted,(Yeah)(Yeah)
every hill and mountain shall be made low, the rough places will be made plain, (Yeah) and the crooked places will be made straight,(Yeah) and the glory of the Lord shall be revealed, and all flesh shall see it together.
(Yeah)
私には夢があります、つまりいつの日にか、
すべての谷間が高め させられるだろう (という夢が)、(Yeah)(Yeah)
すべての丘とそれから山とが低く させられるだろう (という夢が)、
デコボコした場所どもが平らに されるだろう (という夢が)、(Yeah)
そして曲がりくねった場所どもが真っ直ぐに されるだろう (という夢が)、(Yeah)
そして主の栄光が示 させられるだろう (という夢が)、
そして全ての生き物にそれ(上述の土木工事)を見 させるだろう、同時に。
(という夢がある)
(Yeah)
(every valley: すべての谷
低い所、どん底で差別がきついところを谷に例えている?
私見では、everybodyと掛けている感じがする)
(shall: 未来的で、文を書いた人の、主語の人への強制が感じられる?
Shall we dance, Shall I open the window, etc)
(受身be done される に 話者の意志 shall させる を追加
されさせる → られさせる
または、
させられる
よく耳にするのは、させられる?
)
(exalt: 良い方向に向けて上向かせる感じ ex + altitude ?)
(Isaiah/aizeiə/ の予言 40章の3節から5節?)
(軋轢や障害などを取り除き、アメリカ(Lord)の栄光を人々に見せつけるという夢がある?)
(含意? be exalted: 今の低い地位が高められる、be made low: 白人や特権階級の高い地位が普通に下がる、be made plain: 色々な差別がなくなる、be made straight: ねじれの解消)
This is our hope.
(Yeah)
これが私たちの願いです。
(Yeah)
This is the faith that I go back to the South with.
(Yeah)
これが信心です、私が南部に帰る際に心に抱くところの。
(Yeah)
With this faith(My Lord) we will be able to hew out of the mountain of despair a stone of hope.
(Yeah)(All right)
この信心があれば、(My Lord) 私たちは絶望という山を切り開いて、(そこから)希望という石を作れるでしょう。
(Yeah)(All right)
(hew out of B A:
hew /hjú:/, hewed, hewed | hewn, hewing
なにかを切り開いたり切り出したりして作り上げる
ここでは「BからAを作り出す」
普通なら、
say "hoge" to him,
introduce alien to my friend
rob him of money
などのように、動詞と目的語がくっついている
この例文では、前置詞句が動詞のすぐあとに来ていて、
動詞の目的語 a stone of hope がうしろに回っている
)
With this faith(Yeah) we will be able to transform the jangling discords of our nation(Yeah) into a beautiful symphony of brotherhood.(Talk about it) With this faith,
(Yeah)(My Lord)
この信心があれば、(Yeah) 私たちは自分たちの国の、神経をイライラさせるような不協和音を、(Yeah) 兄弟愛の美しい調律に変えることができるでしょう。(Talk about it) この信心があれば、
(Yeah)(My Lord)
(jangle: ジャンジャン鳴らす、ジャンジャン鳴る)
(jingle: チリンチリン鳴らす、チリンチリン鳴る)
(cord: ひも、きずな, accord: 協定、一致, discord: 不和、不一致)
(transform A into B)
(jangling discord / beautiful symphonyの対比)
we will be able to work together, to pray together, to struggle together, to go to jail together,(Yeah) to stand up for freedom together,
knowing that we will be free one day.
[applause]
私たちは共に働くことができるでしょう、共に祈ることが、共に努力することが、共に監獄に行くことが、(Yeah)共に自由のために立ち上がることが。
信じながら、私たちはいつか自由になるのだということを。
[applause]
(able to work, able to pray, ..., able to stand up
最後に分詞構文な knowing...)
(knowing that...は❸確信している)
This will be the day,
これは、そうした日になるでしょう。
(❶のSVC (the dayが名詞句で補語))
(特別な日の意味でthe?)
This will be the day when all of God's children
(Yeah)(Yeah)
これは、そうした日になるでしょう。すべての神の子供たちが、
(Yeah)(Yeah)
(
when節は文への副詞節ではなく、the day への形容詞節
つまり、
先行詞として the day という名詞句を受け取り、
これを自身が導く節の内部では副詞的に流用する関係副詞
)
"My country, 'tis of thee,(Yeah) * n
Sweet land of liberty, Of thee I sing;(oh Yeah)
「私の国、それは存在している。あなたに属しながら。(Yeah) * n
自由な、心地よい土地、あなたを賛美して、私は歌います;(oh Yeah)
(
'tis of thee: it is of you
副詞句としてSVA、あるいはSVCとして、
前置詞句 of you あなたに属している状態
(A of B: Bに属しているA から、「あなたに属している状態」という意味の
前置詞句を検討)
これをSVA的に「それは、あなたに属している状態で、存在している」
これをSVC的に「それは、あなたに属している状態である」
下のMVSを参考にして、SVA構造あたりを採用する
「アメリカという国は、あなた(God?)が支配している状態で、存在している」
)
(
Of thee I sing: of you I sing
ジーニアス成句やランダム5ロイヤルの§379の(4)などにより、
MVSな倒置Here comes my father形で、主語が代名詞なので主語と動詞は元のまま、
Here he comes、そしてこれに習えば上もSVAか?
I sing of you → ジーニアスの singの中の成句で sing of O
~を歌にする、~を賛美する → これらをハイブリッドにして、倒置も取り入れ、
「あなた(God?)を賛美して、私は歌います」
)
// My Country 'Tis of Thee: Song Meaning & History | Study.com
// https://study.com/academy/lesson/my-country-tis-of-thee-song-meaning-history.html
イギリスの God Save the Queen という曲に歌詞を付けたもの。
歌詞は1831年くらいに24才の神学校の学生が書いたらしく、
つまり江戸時代の歌なので、 アメリカの国歌と同じく、文体は古い。
ちょうど宗教改革のようなものが起きていて(SGA)、その関係で
社会の様々な軋轢や矛盾などを改革してゆこうという動きもあり、
この歌の中にも、こうした社会現象からの影響を受け、
自由を希求するような内容が盛り込まれている。
// My Country, 'Tis of Thee
// https://www.churchofjesuschrist.org/music/library/hymns/my-country-tis-of-thee?lang=eng&_r=1
一つ上の、Our children will sing this song with new meaningとあるのは、
このURLにある歌詞に5番目の歌詞を創り出して歌うことになるだろう
ということか?
つまり、「黒人の奴隷開放が完全になされて良かった!」というような内容の追加
Land where my fathers died,
Land of the pilgrims' pride,(Yeah)
From ev'ry mountainside
Let freedom ring!" and if America is to be a great nation,(Yeah) this must become true.
(Oh Yeah)
大地、私の祖先たちが死んだところの、
最初の移住者たちの誇りの大地、
すべての山の側面から
開放に、(鐘を)鳴らさせよう!」
そして、もし仮にアメリカが、(自分を)偉大な国にしたいと思うなら、これ(開放の鐘を鳴らさせること)は真実になるに違いありません。
(Oh Yeah)
(father: 祖先 manを人間とするのと同じで男単語で代表させる時代だった)
(ev'ry: everyの短縮形?縮約形?contraction
むかしは3音節で発音していたらしい(今は/évri/など)
それだと詩の中で使う時に調子が狂うので音節を一つ減らして2音節にした)
(let O do から、不自由からの開放の時が来たぞという鐘を鳴り響かさせよう)
(We let freedom ring → We let our children study)
(if + be to: ~したいと思うなら)
So let freedom ring(Yeah) from the prodigious hilltops of New Hampshire.
(Uh-huh)
私たちが、開放に鳴らさせる時に、
[applause]
(let freedome ring と10回言ったあとだからか、辞書的にはallow O to doが作法
しかしallow that SV...「that以下を認める・容認する」もありか?
とも思ったが、ringsでは無いので O to doのほうだろう)
when we let it ring from every village and every hamlet,
from every state and every city,
(Yeah)(Yeah)
私たちが、それに鳴らさせる時に、すべての村やすべての小さな村から、
すべての州やすべての市から、
(Yeah)(Yeah)
(
when this happens,
when we allow ...
when we let it ring
from A and B, from C and D
ここまでが、三つの条件的な副詞節。
なので、未来的な助動詞のwillなどが入っていない
)
we will be able to speed up that day
when all of God's children,(Yeah) black men and white men,
Jews and Gentiles, Protestants and Catholics,(Yeah)
will be able to join hands and sing in the words of the old Negro spiritual:
"Free at last!(Yeah) Free at last! Thank God Almighty, we are free at last!"
[applause]
私たちは、その日を早めることができるでしょう、
つまり、すべての神の子たち、(Yeah) 黒い男たちと白い男たち、
ユダヤ人と非ユダヤ人、プロテスタントたちとカトリックたち、(Yeah)
(こうした神の子たち)が、
手を握り合い、そして歌おうとすることができるでしょう。
古い、黒人の精神の言葉を借りれば:
「自由だ、ついに!(Yeah) 自由だ、ついに! ありがとう、全能の神さま、私たちは自由です、ついに!」
[applause]
(上記のwhenの条件文の帰結節で未来的)
(時系列ではspeed upは、現在から見た、現在から実際にその日になるまでの動作。joinとsingは、未来のその日の意志を込めた動作か?)
(sing in the words of hogehoge
どうも「~の言葉を借りて」という用法もあるらしく、
そのすぐ下で実際にキングがその歌詞を披露して演説をしめているので、
この用法を取り入れてみる。
「ニグロスピリチュアルの言葉を借りれば」)
(Negro spiritual: 黒人奴隷がいた頃に、黒人奴隷によって作られた、西洋の音楽に黒人の感性が乗っかった音楽らしく、黒人聖歌という用語にもなっている
(ここでは直訳だったので「聖歌」→「精神」)
、また、in the words ofも、「~の言葉を借りて」という用語があるらしい、そしてコロンのマークのあとに、実際の'Free ad Last'という歌が引用されている)
(この発言は、古い黒人奴隷が作った歌の歌詞を借りれば、こんな風になるだろうという状態。)
(
Thank God Almighty を、
Thank you! (I have to thank(vt) you からの省略とみる。
つまり命令法(感謝しろ!)とかではなく、普通に見かける言い方。
そのうしろに「やっと自由になれました」をつなげた感じ
almightyは形容詞の❶でのGodへの後置修飾
)
(
古い黒人鎮魂歌の中で歌われているという、
free at last および、we are free at last の部分。
1865年に開放宣言が出たらしいので、その前後に作られた歌か?
前なら、確実な未来を現在時制を使って表現
後なら、現在の(その当時の)状態を現在時制で表現
これを引き合いに出し、こうした感じの状態に、
that day(白人と黒人の間の差別的な法や感情などが無くなる日)
以降になるだろうということか。
)